*ことりーぬ日記*

目標は優しく可愛いおばあちゃん*おうち喫茶とハンドメイドと映画を主成分とする日々の暮らしを綴ります*

*人は困ると本気を出す〜思い出のパインチーズトースト*

昭和の女子大生だった頃に通っていた喫茶店のパインチーズトーストを思い出してつくってみた。

 

 

パインとチーズ?え〜〜〜!?

と言われるのではないかと恐れて

当時はあまり大きな声では言えなかったのだが

私はこれが大好きだった。

 

誰に否定されようとも、

好きなものは好きと言える勇気を持ち続けたいものだが

そもそも、パインチーズトーストは

私が思うよりも広く人々に受け入れられているようだ。

 

ハワイアントーストなどというおしゃれな呼び名も持っている。

 

台風が去った後のスーパーマーケットには食材がない。

食パンも買えない。

ベーコンもハムもない。

緑の葉野菜もほぼ姿を消した。

 

足りなくなったり、困ったりすると

ようやく人間は本気をだす。

苦労を惜しまず、工夫するようになるものだ。

 

私も動き出した。

 

 

まずはパンを焼いた。

焼いてくれたのは↑のホームベーカリーさんである。

 

 

バターも牛乳も使わない、

粉と塩と水とドライイーストで作ったフランスパンである。

 

 

今回の主役であるパイナップルは、地元で作っているので、

台風後のファーマーズマーケットで買うことができた。

 

↑こちらのパイナップルは350円でした。

 

 

ベーコンやハム、ソーセージの在庫がゼロという状況の中で

↑この商品が棚に並んでいました。

私の目には、キラキラと輝いて見えました。

 

魚肉ハム的なものですが、これは優れたタンパク源であります。

 

さて、材料は揃った。

パインチーズトーストを作りましょう。

 

 

魚肉バーガーをスライスして軽く両面を焼き、

パンの上に並べました。

 

 

ここでパイン登場。

並べます。

 

 

チーズを毛布のようにかけてあげます。

 

少し前にクアトロフォルマッジを作った時に買っておいたチーズが役に立ちました。

モッツアレラチーズ(左)とチェダーチーズです。

 

 

トースターで焼いたらこんな感じになりました♫

 

このままでも美味しそうなのですが、

ほんの少しでも緑があれば、彩り豊かになりますよねぇ

 

 

スーパーマーケットから緑が消え去ったので

ささやかな緑を育てておりました。

これは使えます。

でかしたぞ。私。

 

 

いい感じです。

コーヒーを淹れて、いただいてみましょう。

 

 

常備菜のツナごま人参もご一緒に。

 

パインチーズトーストを一口かじってみると・・・

ん〜〜〜〜〜。95点の味わい。

 

足りない5点とはなんだろう?

 

 

黒胡椒さんですね。

アラ還ともなりますと、スパイスや薬味の重要性がよくわかってくるものです。

 

 

美味しゅうございます♡

1980年代後半に私が通っていた喫茶店のものを

完全に再現したわけではありませんが

 

これはこれで、たいへん満足いたしました。

 

 

完食です。

ごちそうさまでした♡

 

今日もスーパーマーケットを覗いてきます。

食料コンテナを積んだ貨物船は島に到着したのだろうか・・・?

 

まぁ、ないものを嘆いても仕方がないのだから

与えられたもの、ここにあるものだけで

なんとかなるものですよね。

 

野菜をベランダで育てたり

食べられる野草を知るきっかけになるかもしれませんね。

 

どうか皆様、お体を大切に。

休息をこまめに取りながら

今日という一日を健やかに生きぬきましょうね。