＊私にできること。小さな仕事を始めました。＊

50代後半になり、初めて思いを巡らせるようになったことは

大好きだった祖母のお財布事情である。

ごく当たり前のように

おばあちゃんからお小遣いやお年玉をもらっていたけれども・・・

その財源はどうなっていたのかな

と思う。

ほんわかとして、いつも優しかったおばあちゃん。

実は、しっかり賢く経済を考えていたのだ。

祖父母の家の近くには、大学や予備校があった。

だから、祖母は学生さんのための下宿をやっていた。

家族７人と下宿する学生さん達の食事を用意する日々は

目が回るように忙しかったことだろう。

下宿をやめた後は、女性専用のアパートとして部屋を貸していた。

５人の子供たちが巣立った後は、自分の老後のためにコツコツと貯めていたのだろう。

やはり祖母には敵わない。

あらためて尊敬しなおしたい。

さて、ここで自分を見てみよう。

かつては英語を教える仕事をしていたが、早期に退職をした。

体が丈夫でないことが大きな理由であった。

自分にできることを考えて・・・・

小さな小さな、本当に小さなビジネスを始めた。

このような小さきものを手作りして販売している。

サイズが小さいため、ミシンを使うことはできない。

ひと針ひと針、手縫いで仕上げるテディベアとウサギさんである。

minneという手作りサイトで販売しているのだが、

はじめは、なかなか売れなかった。

自分で自分を励ましつつも弱音を吐いたりして、

家族にも背中を押してもらいながら

続けていたら・・・少しずつではありますが

お客様が増えてきた。

うれしくてねぇ

感謝があふれるんですよねぇ

モフモフの可愛いものが好きですから

次はどんなのを作ろうかなぁと考えるのは楽しい時間です。

祖母のアパート経営には

遠く遠くおよびませんけれども

がんばろうね、私。

猛暑日が続いております。

どうかお体を大切に

健やかに今日を生きぬきましょうね。