*ことりーぬ日記*

目標は優しく可愛いおばあちゃん*おうち喫茶とハンドメイドと映画を主成分とする日々の暮らしを綴ります*

*映画『かがみの孤城』と紅茶の時間*

本屋大賞を受賞した辻村深月さんの小説『かがみの孤城』をアニメ化した

映画作品をみた。

 

私は映画が大好きだ。

けれども、この島には映画館がありません。

 

なので、WOWOWアマゾンプライムで映画を楽しんでいる。

 

興味を惹かれる作品を選んで録画予約をするのですが

小説が原作になっている作品は、とくに心惹かれる確率が高い気がします。

 

物語の主人公・こころさんは中学一年生。

やがて大切な仲間となる6人も中学生だ。

 

傷ついて、ひとり悩んで、問題を抱えているのだけど

まだ子供であるからこそ、自分の力ではどうにもできないことが多い。

 

今この時も、困って苦しい思いをしている子供達はたくさんいるはずだ。

 

心の中では「誰か助けて!」と叫んでいるけれど

うまく声に出せなくて

上手に気持ちを汲みとってくれる大人も少なくて

救い出せないケースがとても多いような気がする。

 

そんな子供達に対する作者(辻村深月さん)の優しさは深い。

とても深い。

 

孤城は子供達の居場所だ。

一人一人の好きな世界を反映した快適な個室まで用意されている。

 

現実世界の自分の家の鏡が孤城へとつながる入り口である。

 

 

もし私が中学生だったなら、鏡を見るたびに希望を抱くのではないかな。

 

辛いことがあったとしても、鏡の向こうに優しい居場所がある。

そんな想像をすることができるから。

 

城に隠された「願いの鍵」を見つけたら、なんでも願いが叶う。

という設定も子供達に勇気を与えることだろう。

 

もしも、陰湿ないじめを受けていたとしたら

「願いの鍵」を見つけて、

意地悪な相手をこの世から消してしまう魔法を想像することができる。

 

この映画作品に救われる子供はたくさんいるだろう。

きっと、大人も救われていることだろう。

 

映画の中でホッとさせてくれる優しいアイテムのひとつに紅茶がある。

ストロベリーティーが二回登場する。

 

映画を見ていたら、紅茶を飲みたくなったのでいれてみた。

 

 

紅茶の缶は前に娘が贈ってくれたものを大切に使い続けている。

 

 

茶葉は紅茶専門店ルピシアさんで

年始の福袋セールを利用して購入している。

いつもの半額で手に入ったりするので嬉しいのです。

 

 

ポットに熱湯を注いだら

3分ほど待ちます。

 

 

カップはこちらを使いましょうか。

島の作家さんのものです。(南島焼)

 

 

受け皿の絵柄も配色も美しいですね。

 

 

カップの底の一枚の葉っぱ。

可愛いです♫

 

 

紅茶をカップに注ぎ・・・

 

 

豆乳をいれてソイミルクティに。

 

 

友人のaiさんがくれたお土産のお菓子もいただいてみましょう。

aiさんは大阪のデパ地下でお菓子を買うために20分ほど並んだそうです。

 

島暮らしの中で、並んで買う状況はほとんど経験しないので

とても貴重なお菓子だと感じます。

 

 

ラスクですね。

 

 

ラムレーズンのクリームがサンドされています♫

美味しいです。

 

 

島には映画館もありませんし

デパートもありません。

 

けれども、素晴らしい映画をみて

作品の余韻にひたりながら

おいしい紅茶とおいしいお菓子をいただくことができました。

 

たいへん満足でございます。♡感謝♡

 

お盆休みがあけて、仕事に復帰した方は

いつもよりエネルギーが必要ですから

疲れるかもしれませんね・・・。

こんな時こそ、自分に優しくしてください。

こまめに休憩をとり

どうか健やかに今日という日を生きぬきましょうね。