*ことりーぬ日記*

目標は優しく可愛いおばあちゃん*おうち喫茶とハンドメイドと映画を主成分とする日々の暮らしを綴ります*

*映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』とモフモフの相棒のこと*

映画「ミセス・ハリス、パリへ行く」の主人公エイダはロンドンの家政婦さん。

 

エイダの夢はパリでオートクチュールのドレスを買うこと。

 

現代の価値に換算すると50万円のドレス。

一生に一度の夢のお買い物です。

 

家政婦の仕事を増やしたり

縫い物や犬のお世話のアルバイトをしたり

 

いろんな出来事があって・・・

エイダはついに

パリのクリスチャンディオールのメゾンに足を踏み入れます。

 

「ここは、あなたのような人が来る場所ではない」と

エイダを除外しようとする人々もいるし

 

「ロンドンの家政婦さんが、貯金をしてドレスを買いにいらしたなんて

なんて素敵なことでしょう。」と

好感を持って、力を貸してくれる人々もいる。

 

私自身の人生を振り返ると、おそらく小学生の頃から

同じような経験をくり返してきたように思う。

 

冷たく扱われたり・・・。

あたたかく優しく受け入れられたり・・・。

 

そして間違いなく、私自身も誰かに冷たくして悲しませたりしたのだ。

 

くり返し経験するうちに

あぁ、もう、誰も傷つけたくない・・・

できるだけ人に優しくしたい。

 

結局はそれが何倍にもなって、自分の幸せとなって帰ってくる・・・

その真実にようやく気づく時が訪れる・・・。

そういう意味でも年を重ねるのは素敵だったりもする。

 

オートクチュールのドレスには及ばないけれど、

私が1万円貯金をして買ったものがある

 

 

こちらのモフモフくんである。

 

12年前、ちょうど3人の子供たちは思春期に入り

親子の会話がぎこちなくなリ始めていた。

 

思春期、反抗期、それは人の成長において

健全なプロセスだ。

 

けれども親も人間。

寂しかったり、傷ついたりする。

だから、私は決めたのだ。

ずっと憧れていたトイプードルを飼おう。

 

 

トイプードルの価格は様々で

高級なクラスは何十万円もするようだが

12万円程度で譲ってくださるブリーダーさんと出会えた。

 

当時は英語を教えてお給料をもらっていたので

1ヶ月に1万円ずつためて

一年かけてトイプードルを迎え入れたのだ。

 

小さければ小さいほど価値や人気が上がるトイプードルだが

うちのモフモフくんは、想定より大きくなったし

二ヶ月に一度は散髪をしなければ、

羊のようにどんどん大きくふくれ上がり、ブサイクにもなる。

 

      ごめんね、ブサイクなんて言って。ホントは可愛いよ。

 

まとめて言うと、私はモフモフが大好きである。

ないがしろにする日もありますが・・・。

 

すっかり大人になった子供たちもモフモフをとても可愛がっている。

1万円貯金でモフモフを買った過去の自分に

感謝している。

 

今日はモフモフのシャンプーをした。

 

 

 

ドライヤーは苦手みたいだが、よく頑張ったモフモフ。

 

 

モフモフには長生きしてほしい。

モフモフとの時間を大切に過ごしたいと心から思っている。

 

8月が始まりました。

今日も暑い。

水分、塩分を補給して

休みを取りながら

どうか皆様、健やかに今日を生き抜きましょうね。